【国宝仏像】十二神将立像【新薬師寺】の解説と写真

最終更新日:2018年8月8日

塑造十二神将立像(そぞうじゅうにしんしょうりゅうぞう)

分類 国宝
※11躯で1件の国宝指定
ジャンル 美術品・彫刻
時代 奈良
729年〜749年
構造・形式等 塑像
国宝指定年月日 1953年03月31日
所有者 新薬師寺
安置場所 新薬師寺本堂
所在・エリア 奈良公園エリア
ホームページ http://www.shinyakushiji.or.jp/junisinsho/

薬師如来の眷属である十二神将像の中で新薬師寺の十二神将像は、2012年から3年間普通500円切手のデザインとなっていたように最も有名な仏像のひとつ。
現在も小さなお堂の中で本尊薬師如来を守るように円形に安置されており、昔のままの姿をみることができる。
ほぼ等身大の十二神将像はかなり大きい部類で珍しく、「塑像」の仏像であり天平彫刻の傑作。
宮毘羅大将像(波夷羅大将)のみ失われており、1931年に補作された。
※新薬師寺と文化庁で各仏像の名称が異なることがある。

・伐折羅大将(迷企羅)ばさら:いぬ
・頞你羅大将(頞你羅)あにら:ひつじ
・波夷羅大将(宮毘羅)はいら:たつ ※1931年の補作
・毘羯羅大将(毘羯羅)びぎゃら:ね
・摩虎羅大将(摩虎羅)まこら:うさぎ
・宮毘羅大将(招杜羅)くびら:いのしし
・招杜羅大将(珊底羅)しょうとら:うし
・真達羅大将(真達羅)しんだら:とら
・珊底羅大将(安底羅)さんてら:うま
・迷企羅大将(因達羅)めいきら:とり
・安底羅大将(伐折羅)あんてら:さる
・因達羅大将(波夷羅)いんだら:み

※括弧内が文化庁指定の名前

小さなお寺ですが、奈良時代の本堂に本尊薬師如来と十二神将が、最も相応しい姿で並んでいます。
美術館や博物館でみるのではなく、本来あるべきところであるべきものをみる。
意外と貴重な体験をすることができます。

十二神将立像の写真

伐折羅大将(ばさら) ※ 小川一真『美術工芸写真帖』1888年(保護期間満了)
伐折羅大将(ばさら)※ 『上代の彫刻 -日本美図絵3-』河出書房、1954年(保護期間満了)
毘羯羅大将(びぎゃら) ※ 小川一真『東京国立博物館 研究情報アーカイブス』1888年(保護期間満了)
本堂内の様子(現在とは異なる) ※ 小川一真『東京国立博物館 研究情報アーカイブス』1888年(保護期間満了)
※ 『上代の彫刻 -日本美図絵3-』河出書房、1954年(保護期間満了)

最新の写真は新薬師寺さんのホームページでみることができます。

十二神将立像安置場所の地図

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