【国宝仏像】木造弥勒仏坐像(試みの大仏)【東大寺】の解説と写真

最終更新日:2018年3月10日

木造弥勒仏坐像(もくぞうみろくぶつざぞう)

分類 国宝
ジャンル 美術品・彫刻
時代 平安
構造・形式等 木造
像高39.0cm
国宝指定年月日 2015年09日04日
所有者 東大寺
安置場所 東大寺ミュージアム
所在・エリア 奈良公園

近年新たに国宝指定された、通称「試みの大仏」。
試みの大仏」とは大仏造立の試作品という意味であるが、実際には大仏建立よりも後の時代の作品だとみられている。
東大寺を開いた良弁が自作したと弥勒仏像として尊崇されてきた。
「檀像彫刻」の優品で、写真からは39cmという小像であることがわからないくらい雄大な作品。
※「檀像」とは霊木である「ビャクダン」で彫られた仏像のこと。日本ではビャクダンがとれないので、本作のように榧(カヤ材)を用いた「代用檀像」の作例が多い。

文化庁 国指定文化財等データベースより抜粋

榧を代用材として用いた檀像で九世紀前半の製作とみられる。鎌倉時代には良弁僧正自作の弥勒霊像として尊崇されていた。
頭部を大きく肩幅を広くとり、小像とは思えぬ雄大な造形を示す。
官営造仏所の系譜を引く工人の手になる平安前期南都造像の代表作である。
※出典:国指定文化財等データベース(http://www.mext.go.jp/

木造弥勒仏坐像の写真

※ 小川一真『東京国立博物館 研究情報アーカイブス』1888年(保護期間満了)※ Japanese Temples and their Treasures, Vol.2, 1910 (Shimbi Shoin)(保護期間満了)※ Japanese Temples and their Treasures, Vol.2, 1910 (Shimbi Shoin)(保護期間満了)

木造弥勒仏坐像安置場所の地図

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