【国宝仏像】臼杵磨崖仏の解説と写真

日本で唯一無二の国宝磨崖仏群、国東半島とあわせて訪れたい

最終更新日:2018年3月10日

臼杵磨崖仏(うすきまがいぶつ)

分類 国宝
※61躯で1件の国宝指定
ジャンル 美術品・彫刻
時代 平安〜鎌倉
構造・形式等 磨崖仏
国宝指定年月日 1995年06月15日
所有者 臼杵市
安置場所 大分県臼杵市
所在・エリア 大分県臼杵市
ホームページ http://sekibutsu.com/

日本には「石仏」や自然の崖を素材として崖そのものを削ることで作り上げる「磨崖仏」の作例が少ない。
そんな日本のなかで、豊後地方には平安時代の磨崖仏が集中して存在している。
臼杵磨崖仏はその中でも規模・美的完成度ともに群を抜いている。
臼杵磨崖仏の素材は、崖を構成している「熔結凝灰岩」となるが、臼杵磨崖仏として61躯の仏像が刻み出されている。
※2017年に国宝指定の石仏(金剛力士像)が2躯追加されたため、「臼杵磨崖仏」として国宝指定されている石仏は61躯となった。
造仏に関する資料は現存せず、いつ誰が造ったものであるのか定かではない。

臼杵磨崖仏は、大きく4つのエリア「古園、山王山、ホキ第一群、ホキ第二群」に分類できる。
「古園石仏」は、大日如来を中心として左右に6躯ずつの仏像を従える形式で、崖から完全に分離した頭部など秀逸な作例で知られる。
「山王山石仏」は、丈六の如来三尊像で平安後期の特徴を持つ。

臼杵磨崖仏が存在する大分県の臼杵エリアと国東半島は奈良時代から平安時代にかけて独自の仏教文化が発達した。
現在でも古寺が多くのこされており、古寺巡礼の地として人気が高い
特に臼杵磨崖仏は日本において他に例をみない貴重な作品。
磨崖仏という性質上、展覧会等に出展することは不可能であるが、臼杵石仏のためだけでも訪れる価値が充分にある。
私も一度だけ訪れたことがあるが、いつかもう一度ゆっくりと訪れたいと思っている。

臼杵磨崖仏の写真

2004年管理人撮影


臼杵磨崖仏安置場所の地図

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