【国宝仏像】救世観音【法隆寺夢殿】の解説と写真

聖徳太子をかたどったとも言われる秘仏中の秘仏、法隆寺夢殿救世観音

最終更新日:2018年3月10日

木造観音菩薩立像(夢殿安置)(もくぞうかんのんぼさつりゅうぞう)

分類 国宝
ジャンル 美術品・彫刻
時代 飛鳥
構造・形式等 木造
国宝指定年月日 1951年06月09日
所有者 法隆寺
安置場所 法隆寺夢殿
所在・エリア 奈良県斑鳩エリア

法隆寺夢殿のご本尊であり、通称「救世観音」。
明治時代までは、法隆寺の僧侶さえ目にすることが出来なかった秘仏中の秘仏。
厳重な封印を施され、夢殿に安置されていた。
伝説では、封印を解けば聖徳太子の怒りを買い地震により法隆寺全体が倒壊すると信じられていた。

明治に入り廃仏毀釈嵐が日本中を吹き荒れ、数多くの貴重な仏像や仏教建築が灰となっていった。
東京大学に御雇外国人として来ていた「アーネスト・フェロノサ」は、明治政府のもと文化財の調査をおこなっていた。
日本の文化財保護はここから始まることとなる。
明治17年(1884年)に法隆寺を訪れたフェロノサは、法隆寺僧侶たちとの永い議論の末、救世観音の封印を解くことに成功する。
救世観音には500ヤード(約457メートル)の麻布が巻かれていたという。
これにより、聖徳太子の等身像であるともいわれるこの救世漢音は、数百年ぶりに人々の前に姿を現すこととなった。

救世観音の写真

光背 ※ Japanese Temples and their Treasures, Vol.2, 1910 (Shimbi Shoin)(保護期間満了)※ Japanese Temples and their Treasures, Vol.2, 1910 (Shimbi Shoin)(保護期間満了)

東京美術学校編『法隆寺大鏡』第51集、1913年-1918年(保護期間満了)

救世観音安置場所の地図

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